組織風土の特徴をつかむ その2

組織の強みは1人では出来ない事を成し遂げる事にあります。

まさしく組織の醍醐味であり、1 + 1 が2にも3にもなる可能性があります。

ですから、組織は強いし、みんなで一つの目標に向かう喜びがあるのです。

しかし風土次第で、その組織の強みの発揮度合いも変わってしまいます。

逆に足を引っ張り合うなんて事も起こってしまうのも、組織の持つ独特の雰囲気だったりします。

そしてもっと厄介なのが、組織に属する事で自分達の組織風土がまったく見えなくなってしまう事です。

過去からの慣習にとらわれてみたり、先輩がやっているやり方をそのまま行わなくては行けないし、など本当にそれがベストなの?と首をかしげたくなるような事って多くなってしまっています。

その振り返りもしなくなっていたり、他社の良い事例を取り入れてみたり、世の中で流行りのマーケティング手法を取り入れてみたり、社員はそういった活動に右往左往してみたりとなってしまいます。

これらの組織風土はどんな状態なのでしょうか?

風土ですから、その組織固有のものが存在しているはずなんです。

前述した風土が悪いと言っているのではありません。

しっかりと自分達の組織風土を理解した上での戦略となっていれば問題はありません。

しかし、本来組織とは強みを発揮し、1人では成しえない大きな事を成し遂げる事が出来るはずです。

その原点に返り、組織風土を今一度再認識していきたいですね。

【自分達風というものは何なのか?】

自分達らしい味のある風土を発見していきましょう。

そこにはきっと明るい未来も待っていると思います。