組織風土の特徴をつかむ その17

ある課題を「なぜ5回」というフレームワークで根本原因を考えてみました。

他責では無く、自責で考えて下さいと指示した上で行います。

すると、まず第一段階で出てくる内容は大体の場合、必要性などにふれてきます。

それが必要だと思わなかった、そもそもそれが課題だと思わなかったというのも出て来ます。

そして、それらの中から更に「なぜ5回」を進めていくのです。

すると、自分自身の仕事の質の話になったりします。つまり、仕事の質を高めようとしていなかった等という、自分自身の課題に気が付く事が出来るのです。

参加者は元の課題から「自分の仕事の質を高めようとしていない」という意見にたどり着く事で、解決しなければならない本質的な課題に気付く事が出来ます。

今そこにある課題が発生している根本原因を知る事で、次から発生させない様に解決に向かう事が出来ます。

しかし、今そこにある課題だけに目が行っていると、モグラたたき的に次から次の課題が発生してしまうものです。