組織風土の特徴を掴む その34

従業員の確保に関して、皆さんはどのようにお取組みでしょうか?

2012年には6,270万人いた労働者が2030年には5,449万人になっていくと言うデーターを見ました。

今後は働き方をもっとフレキシブルにしていく必要があると思います。

ヒントは、【超労働時間】かなと・・・。

超労働時間とは、誰が言い出したかわかりませんが、今までの労働時間の壁を取り払う考え方です。

4時間正社員や6時間正社員制を導入している会社があります。

アパレル中堅のクロスカンパニーでは、すでにこの働き方が実施されています。

カギは待遇です。

普通は少ない労働時間なので、給与はおさえていくのが、8時間正社員とバランスがとれると考えてしまいがちですが、そうでは無く、待遇は正社員全て同じにしていくのです。

正社員が月に約157時間働いたとして、給与が20万円の場合を想定すると、時給は約1,270円となります。

4時間正社員でも6時間正社員でも同じ時給で換算された給与を保証し、雇用していく事が重要です。

なぜなら、社員全てにはすべからく同じ成果を求めるとしたら、このような考え方で無いと、短時間雇用は成り立たなくなります。

また日本企業の共通課題としてダイバーシティーがあります。

多様性を発揮し、今までの常識では考えられなかった事を実現していく事になります。

働き方に関しても、多様性が求められて行く事でしょう。