組織風土の特徴を掴む その48

研修成果は【対応力】です。

良いモチベーターとなる、リーダーシップを理解し発揮する、良いチームワーク作りを行う、それらを円滑なコミュニケーションにてコントロールする、意見をファシリテートする、何事もブレインストーミングで考えられる社員になって欲しい、嫌と言われない指導方法を身につけたい、メンバーのフォロワーシップを高めたい、経営層のマネジメント力を高めたい・・・。

研修の成果は多いに越したことはありません。

しかし考えてみると、いつもひとつの結論にたどりつくのです。

それら全ては【対応力】に集約されるんです。

上記に列挙したのものは具体的な手法やスキルを学ぶ事でレベルを高める事が出来るでしょう。

良いモチベーターとなるには、どのようにメンバーを導くかを検討する必要があります。

より良い未来に向かって、共に向かっていく安心感や達成感を味わう事で、関わったメンバーは新たなモチベーターの担い手になります。

その過程を検証すると、いくつかのプランを持ち、それらの中から適切なプランを実行できる方は良いモチベーターとなれます。

スキルや経験という引き出しの中から、どの様にモチベートしていくかをその場その場で、瞬間瞬間で対応していくのです。

もちろんうまくいかない事もありますから、その時の【対応力】も問われているのです。

机上の学びは自分の頭にインストールする行為であり、それを試す事を通して身につき、様々な場面での【対応力】が増していく。

この流れがスムーズだと私は考えます。

ほとんどの研修は良い内容のものが多いと思いますが、それをどう活かすかがいつも問われています。

目標とする状態をイメージした時に【対応力】が向上している事がイメージ出来た時に、レベルアップ出来るのかもしれませんね。

研修成果となるゴールイメージを研修参加者とどれだけイメージ出来るか?

それが成果を出す上でとても重要ですね。