組織風土の特徴を掴む その65

ミーティングの運営方法について見て行きましょう。

まずは、開催時間と場所です。

開催時間の設定は会社からの意思を示すメッセージにもなります

大きく分けて、仕事の一部と示すか、プラスアルファと示すかです。

つまり、業務時間内に行うミーティングはそのこと自体で社員に伝わるメッセージとしては【業務】としてです。

業務時間外に行うミーティングは【業務外】つまり、プラスアルファとメッセージが伝わってしまいます。

どちらが良いかでは無く、ミーティングの位置付けや、どんな目的で行うか等でも使い分けが必要なのかもしれません

風土改革を目的とするなら、意見だしは【業務時間外】、決める打ち合わせは【業務時間内】とするのをお薦めしています

なぜなら、意見だしはブレインストーミングで制約無く行いたいからです。意見が出続けるのであれば、深夜まで行っても良いのではないでしょうか?

決める打ち合わせは文字通り、決めるのです。【決断】を促す必要がありますので、【業務時間内】でコミットを高める必要があります。

場所も配慮します。

意見だしの時にはリラックスする場所が良いと思います。

出来れば会議室は避けたいのですが、そうも行かないのであれば、業務から離れられる場所で行うようにしましょう。

決める時は、社長室や会議室でOKです。コミットを高める為にも重要です。