組織風土の特徴を掴む その100

私がファシリテートする役割でミーティングに参加させていただく事があります。

全員の意見を引き出しながら、合意形成していくので難しい場面もありますが、非常にやりがいのある場面です。

あまり話し合う事の経験が無いと、自分の意見を言ったらそれで終わりという参加者もいます。

反対意見でも出ようものなら、その瞬間から貝の様に固く口を閉ざしてしまうのも珍しくありません。

意見を否定されているんですが、相手の言い方によっては、人格が否定されていると感じてしまうんですね

ですから、ほとんどの職場では本当の意味での話し合いは出来ていないと思います。

そして否定意見が出た瞬間から話し合いが硬直します。

そこでファシリテーターの登場です。

まず反対意見が出た時には、全員にどのように思うかもう一度確認します。

それで次に動き出せればいいのですが、特に主張の強い方から出た意見の場合は、そうもいきません。

そういった場合は、そもそも成し得たい事は何だったかを確認するのです。

私がしつこいぐらいに目標を口に出し続け、話し合う事の必要性を意識し続けていただくのが狙いです。

これでだいたい話し合いの活気は戻って来ます。

それでも活気が戻って来ないときは、否定意見も一つの意見なので、まずはしっかりと記録する事にします。

その上で、違う意見は無いかをもう一度確認します。

すでに、目標を再確認している状況ですので、少しでも目標に近づけるには何が必要か?を考えられるようになっているので、思考停止にはなりづらいんです。

それらの複数出た意見を眺め、それぞれの意見の良い所と悪い所を考えてもらいます。

すると、各自が意見を引っ込めたり、人の意見に良いアイデアを付け加えたりします。

この状態になると、ファシリテーターはある程度、参加者が自由に話し合う時間をとってあげます。

後は、時間制限がある場合、話し合いの方向性が脱線しないようにだけ見守ります。

これらのミーティングを数回繰り返していると、話し合いがおもしろく感じていきます。

本当の話し合いが出来る組織は、働きやすさも格段に違うものです。