組織風土の特徴を掴む その107

行動に変化が起きるにはまずは心や意識に変化がなければなりません。

では、次にどうなるか?

習慣化です。

意識が定着している状態とも言えると思います。

日々のルーティンの中にどれだけ浸透させる事が出来るかが勝負です。

そして、その積み重ねが人格を形成していきます。

「変わったね~」

「昔はもっとサバサバしていたのにね」

なんて会話があるかもしれません。

その人が自分で気づいて変容し続けた結果が、周囲の良くなったの評価につながるのです。

人格が形成されていくと、運命をも変えてしまうと言われています。

世界的投資家のウォーレンバフェットは日本人に学んだそうです。

皆さんもご存じだと思いますが、あの「渋沢栄一」さんです。

「私利を追わず公益を図る」をモットーに明治時の発展に寄与した人物です。

500社以上の企業の設立に関わり、起業の精神を多くの企業に残しました。

財閥を作らなかったというのも有名な話ですが、多くの教育機関の設立に尽力したり、病院設立に尽力したようです。

「自分が手にする富が増えれば増えるほど、社会の助力を受けているのだから、その恩恵に報いるため、できるかぎり社会のために助力しなければならない。」と渋沢栄一は強くおっしゃっていて、ご子息にもそれを実践させていたんですね。

渋沢栄一さんから学ぶ事は、日本式資本主義ですが、我々が何の為に働いているのか?何を考えていなければならないのか?を考えるのに、とても重要な事を教えていただいています。

気付きは行動を変えます。行動が変わればそれが習慣となります。習慣となればよりすばらしい人格が形成されます。その人格を持って大きく運命を左右する事になるのでしょうね。