組織風土の特徴を掴む その114

人を突き動かすものの中に5つのきっかけがあるとご存知でしょうか?

聞いてみれば「なんだ。そんな事か?」といった内容です。

過去の参照データー(言い換えれば経験とも言います)
人は自らが体験してきた事から次の動きを判断します。また自ら体験していない事はどのように対処して良いかわからなくなる事があります。

信念
自分が正しいと心から信じている事柄です。良く信念を貫く、といった言葉で使われます。
人は信念に基づき、行動を起こすかそうでは無いかを判断する事があります。

価値観
何に価値を認めるかという事が価値観です。
自分にとって価値が高いという事は喜んで行動します。

精神状態/心理状態
同じ言葉でも、自分の精神状態により、受け取り方が違います。
結果、行動が違うものとなるでしょう。

自分への質問
ポジティブかネガティブな質問かで出だしの行動は変わってきます。

以上の5つです。

このブログ「組織風土を特徴を掴む その106」でもお話ししておりますが、人の行動が変わるのは、心が変わらなければなりません。

「ダイエットしたいんだけど、なかなか続けられない」

「たばこをやめたいんだけど、やめられない」

上記のように本当に思っていても行動が変わらないんですね。

それは優先順位が低いからなんだよ・・・と言われてしまえば元も子もありません。

しかし、我々はいつも同じ事に苦しむ事が多いと思いませんか?

では優先順位を上げるにはどうすればいいのでしょうか?

私は、先ほどの人を突き動かす5つの事の中から、価値観を使えないかと考えています。

つまり、自分にとって価値のあるものの順位をあえて変えてみるのです。

価値観を表す言葉としては、愛情、貢献、信頼、調和などですが(当然、人によって千差万別ですのでこれに限りませんね)、この中の1位を入れ替えてみるのです。

とても違和感があり、居心地の良くない感じがしますが、そうする事で新たな発見が多い事にも気づきます。

行動を変えるにはこの価値観を変えてみる事はお勧めです。

例えば今まで自分の価値観として全く頭にも無かった【ユーモア】という言葉あったとします。

これを一番に持ってきたらどうでしょうか?

【ユーモア】に価値を感じるのですから、いつだってそこにアンテナが立ちます。

そんな簡単な事ではありませんが、それを意識するだけで、自分の行動が変化している事に気付くはずです。

なかなか変化が起こらない組織においては、この価値観はとても重要です。

価値観がバラバラな組織なので、まとまらないと嘆く経営者も多いと思います。

ですから、従業員に意図的にこの価値観を意識させ、この部分をどのように変革していくかを期待する方法は自然なやり方だと私は思います。